硝酸性窒素を除去

硝酸性窒素とは

化学肥料や農薬、家畜の糞尿、生活排水が水質汚染の主な原因です。それが地下水に溶け込み、飲料水の汚染を引き起こします。
化学肥料に含まれた窒素は、土中で微生物などにより酸化され、そして硝酸性窒素へと変化します。


そしてこれが、地下水に侵入し、さらに、この地下水が水道水源として使われることで、私たちの家庭にまで到達するのです。

地下水は、水道水のように塩素殺菌されてませんので飲み口が良いのですが実は水道水より硝酸性窒素は高濃度で含まれているのです。

いくら医療が高度医療になっても病人の数は反比例して増加をたどっています。
一見、透明なお水ですが本当に安全かどうかはまったく見えず、気づいた時には遅いと言うことにならないよう水の安全対策が本当に必要になります。

浄水場では除去が不可能!

硝酸性窒素は、チアノーゼ(窒息状態)を引き起こしたり、体内で発ガン性を示す物質に変化したりと、人体にとても恐ろしい影響を及ぼす悪質な物質です。

環境省が1994年から3年がかりで河川・湖沼・沿岸部・地下水の硝酸性窒素の汚染状態を調査したところ、全国5548ヶ所のうち259ヶ所で、硝酸性窒素の飲料水基準値(10mg/l)を上回る数値を示しています。
また、1994年の水道統計では、上記の基準値(10mg/l)を上回る「浄水場」は3件であったのに対して、1997年には12件とわずか3年の間で9件も増加しています。
近年は、各地から水質基準値を超えたと言うご相談がきています。
「浄水場」では硝酸性窒素を除去する機能は、備えてはいないのです。

硝酸性窒素とガン発症率の因果関係

1987年の英国疫学調査結果では、飲料水中の硝酸性窒素が高い地域では、胃ガンの発生率が高いと報告されています。
英国Workshop town(人口約3万6千人)では、飲料水中の硝酸性窒素濃度が平均約20mg/lと高い値を記録していますが、この地域の住民の胃、食道および肝臓の発ガン死亡率は、通常の1.25~5.72倍と高い値を示しています。

硝酸性窒素は強い発ガン性物質に変化する

強い発ガン性物質として、硝酸性窒素から生成されるN-ニトロソ化合物が知られています。
硝酸性窒素は体内で亜硝酸性窒素に還元されたのち、体内でアミン(アンモニアに近い物質)などの有機物と反応してN-ニトロソ化合物を生成します。

この亜硝酸とアミンとの反応には胃の強い酸性条件が適しているといわれ、飲料水中の硝酸性窒素の高い地域では、胃ガンの発生率が高いという疫学的結果も報告されています。

硝酸性窒素に汚染された水は、雑菌を繁殖させアトピー性皮膚炎発症やガンの原因ともなると危険視されています。

飲料水中の硝酸塩濃度が高いと糖尿病に!

米国コロラド保健科学センターは、飲料水中の硝酸塩濃度がインシュリン依存型糖尿病の罹患率を上げると発表。
インシュリン依存型糖尿病と診断されたコロラド州の18歳以下の小児1290人を対象に飲料水の硝酸塩濃度との関連性を調査。
その結果、硝酸塩濃度とインシュリン依存型糖尿病小児型と関連性があることが判明しました。

ニトロソアミンは、間質性肺炎や胃ガン、 インシュリン依存型糖尿病を引き起こす原因にもなる物質としてきされています。日本人の糖尿病患者は800万人、予備軍を含めると1,200万人といわれています
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